留学の流れ

オーストラリアへ出発の準備をしよう!

ワーキングホリデーや留学でオーストラリアに来る場合、出発前に必要な手続きがたくさんあります。ここではそれらの準備に関しての情報をご紹介致します。
また、日本で用意しておくと便利なものの情報もございますので出発準備の参考にして下さい。

パスポート申請

■申請

書類を全部そろえ、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。
申請から受領までに、通常1週間程度(土、日、祝日を除いて)かかります。

■受領

以下のものを持参し、必ず御本人が交付申請窓口にてパスポートを受け取ってください。

  1. 申請時に渡された受理票(受領証)
  2. 手数料(必要額の収入証紙及び収入印紙を受理票に貼付して下さい。)
  3. 申請時に提出し、自宅に送られてきたはがき。

オーストラリアのビザ取得

日本国籍の人がオーストラリアへ入国するには、必ずビザが必要になります。ビザの種類は何種類かありますが、ここでは「ワーキングホリデービザ」「学生ビザ」「観光ビザ・ETAS」について、概要や取得方法を説明します。オーストラリア滞在予定期間や渡航目的に合わせて、時間に余裕を持ったビザ申請が必要となります。

■ワーキングホリデービザ

18歳から30歳までの協定締結国の国民に対し、12ヶ月間オーストラリアで休暇の機会と、その資金を補うための一時的な就労の機会を与える制度です。若者が「文化交流」を通し他国の文化や生活習慣を経験し、国際理解を深めることを目的としています。オーストラリア滞在中はアルバイトをしたり、学校に通ったり、旅行をすることができます。
最長1年間の滞在の中で、好きなことを好きなように楽しめるのがワーキングホリデーの最大の魅力で、英語習得のみでなく、旅行、仕事、ボランティア、スポーツ、資格取得、習い事など様々なことにチャレンジすることができます。
原則として一人一回だけの発行となりますが、現在は条件によっては2回目のワーキングホリデービザを申請することも可能です。就学や就労に関しては、期間の規定があります。

■学生ビザ

語学学校、TAFE、専門学校、大学、大学院などへ就学することを目的としたビザです。オーストラリアの教育機関で3ヶ月以上フルタイムで就学する人は、基本的に学生ビザの取得が必要となります。
学生ビザで学校に通う場合80%以上の出席率が必要です。また、留学中には2週間で40時間以内のアルバイトが可能です。
尚、最長12週間以内の就学であれば観光ビザ、4ヶ月以内であればワーキングホリデービザでも就学が可能です。

■観光ビザ・ETAS

主に観光を目的としたビザです。ETA(電子入国認可システム)の場合、1回の訪問につき最長3ヶ月までオーストラリアに滞在が可能です。
12週間までの就学が可能ですが、就労をすることは出来ません。

費用の準備

費用の内訳一概に留学費用といっても学費だけではありません。出発前にかかる費用や渡航後の当面の生活費など、オーストラリア留学を1年間した時にかかる費用例です。

1.学費 200〜400万円

学費は、語学留学の費用の中でも大きなウェイトを占めています。学費には授業料だけでなく、入学金や教材費なども含まれます。学費はあなたが受講したいコース、学校の規模や設備、キャンパスのある国や都市などに応じて大きく上下することを覚えておきましょう。一般的に語学留学の場合は、インテンシブ(週27時間)のコースを受講する人 が多く、インテンシブの場合、1週間当たりの授業料は3万円~4万円程度。1ヶ月で12万円~16万円程度になります。 ただし、語学学校は長期申し込み割引や、期間限定の割引を適用してくれるケースもあります。

2.生活費 100〜150万円

あなたが渡航する国や都市の物価にもよりますが、海外での生活費はひと月当たり約10万円前後が一般的です。生活費は削ろうと思えばいくらでも削ることができる部分ではありますが、あまり節約を意識しすぎると海外生活の快適さや楽しさもなくなってしまうので気を付けましょう。

3.保険料 20〜30万円

様々な保険会社が留学生用の保険プランを用意しているので、その中からあなたに合ったプランを選びましょう。海外では日本の保険証は使えず、病気やけがの治療費も高額になりがちです。ビザ申請に保険への加入が義務づけら れている国もあるので、必ず保険に加入しましょう。保険のプランによっては紛失や盗難もカバーしてくれるので、何かと安心です。

4.航空券 10〜25万円

渡航する時期や利用する航空会社によって、同じ場所に行く便でも航空券の値段は大きく変わります。特に日本の休日シーズンは航空券の値段が跳ね上がるので気を付けましょう。航空券を買うときは、空港税や空港使用料のほか、 燃油サーチャージも一緒に支払います。

5.ビザ申請代 1〜5万円

短期留学なら観光ビザで滞在できる国もありますが、長期的に留学するのであれば、学生ビザの申請が必要になります。学生ビザの申請料金や申請方法は、国によってそれぞれ異なります。事前に内容を確認しておきましょう。

航空券

留学・ワーキングホリデーでオーストラリアに来る際に必ず必要な手続きです。

航空券について

一般渡航者、特に長期で海外へ出られる方は、各旅行代理店で格安航空券を購入する事が出来ます。この各安航空券はFIXチ ケット(日付変更不可)・オープンチケット(6ヶ月、1年)・復路変更可のチケットがあります。 片道の格安航空券もありますが、オープンチケットの方が 割引されます。オープンチケットは帰りの日付を自由に変更することが出来ます。

■航空会社について

シドニーを中心にオーストラリア主要都市には各航空会社が運行していますが、その中でアジア系の航空会社が他の航空会社に比べ料金が安いのが現状です。ただし経由便なので経由地での数時間の乗換えが必要になります。

■航空券購入について

各旅行代理店(格安航空券取扱店)で航空券を購入します。代理店によって航空券の値段、手数料、キャンセル料等、規約が異なりますので電話等で確認の上購入してください。 受取時には名前、日付、時間、便名等を確認してください。

海外旅行保険

オーストラリア留学・生活の際は必ず海外旅行保険に加入してください。

■海外旅行傷害保険とは

海外に行くときは、滞在中の病気、けが、不慮な事故など万一の時に備え、ほとんどの方は海外旅行傷害保険に加入しています。海外での医療費は日本の各種健康保険ですと自己負担が生じることが多く、帰国してからの請求手続きとなります。
海外旅行傷害保険は海外での高額な医療費に対しての保険となり、現地の提携病院では保険会社に直接医療費の請求が行き、キャッシュレスで治療を受けることができるサービスもあります。また、契約内容によっては携行品の盗難などもカバーされるプランもあります。
海外での長期滞在では何が起こるかわかりませんので、万一の時の備えてご出発前にご準備下さい。